九十九里ハーブガーデンの庭園では、150~200種のハーブを栽培しております。人々が昔から、お茶や料理等に利用してきたハーブから、あまり馴染みのないハーブまで、いろいろなハーブを紹介しています。冬はかなり淋しい庭となりますが、春~秋にかけて、季節ごとにたくさんのハーブをご覧いただくことができます。ハーブの花と香りを楽しみながら、ごゆっくりお過ごしください。
また、ハーブの効能、効果、利用方法、さらに栽培に関することなど、ハーブのことならお任せください。ご希望のお客様には、無料のハーブガイドもおこなっております。
エキナセア キク科 多年草
アメリカ先住民によって昔から薬用として利用されてきたハーブです。抗ウィルス・抗菌作用に優れ、免疫機能の向上に効果があり、風邪を予防するハーブとも言われています。
ベルガモット シソ科 多年草
北アメリカ原産のハーブで、現在では園芸品種も多く、花色も多種多彩です。花や若葉には辛みがあり、サラダやワインの風味付けに利用されます。ベルガモットの葉のハーブティーは、名前通り紅茶の代用として飲まれていました。
オレガノ シソ科 多年草
紀元前から薬用として利用されてきたハーブで、消化促進、防腐、殺菌効果などが知られています。フレッシュより、ドライの方が良く香り、肉料理やトマト料理には欠かすことができないハーブです。
ソープワート ナデシコ科 多年草
名前通り、かつては石鹸として使われていたハーブです。根を煮出して抽出した洗浄成分を使います。現代では、博物館などの古い織物の洗浄に使われております。繁殖力が非常に強く、こぼれ種でどんどん増えていきます。
フェンネル セリ科 多年草
料理に、ハーブティーにと利用されるハーブで、魚の生臭さを消すことから、特に魚料理によく合うハーブとして有名です。ハーブティーには、利尿作用や消化促進の他、母乳の出を良くする効果も期待できます。
マローブルー アオイ科 多年草
大きな紫色のきれいな花を咲かせるハーブで、モナコ王妃となったグレース・ケリーが愛したことでも知られるハーブです。ハーブティーも薄紫色の大変きれいな色ですが、レモンを絞ると鮮やかなピンク色に変わります。喉の痛み、咳止め、粘膜の保護に効果があり、風邪や花粉症には欠かせないハーブと言えるでしょう。
ペニーロイヤルミント シソ科 多年草
毒性を持ち、飲用、食用はできません。中世では中絶用の薬として利用されていました。グランドカバーとして、または防虫効果を期待して植栽されることが多いハーブです。特に、ノミ・カメムシ・蟻は近寄りません。その特性を活かして、ポプリに入れて防虫剤として利用されます。
チェリーセージ シソ科 多年草
とてもかわいい赤い花を咲かせ、その香りは甘いフルーツのようです。花は食用になりますが、ハーブティーとしては利用しません。他のセージと違い、観賞用に特化したハーブと言えます。